久保田一竹「一竹辻が花回顧展」

平成18年3月22日~4月3日 大阪・なんば高島屋グランドホール

名前だけ知っていた「久保田一竹」「辻が花」・・・実際に目にしたのは初めてです。「辻が花」はもともと室町時代に栄え、江戸時代初期に姿を消しました。その「辻が花」を独自の世界に甦らせたのが久保田一竹氏です。

「辻が花」絞り染めの工程作業の説明が簡単に載っていましたが、信じられない位の細かさと作業数です。そして出来上がったしぼり模様もとてつもなく細かいものでした。その上一竹氏が創り出す色には深みと品が有りました。一竹氏亡き後の工房で創られた着物も展示されていましたが、申し訳ないけれど品の違いを私でも感じてしまいました。

四季と宇宙を表現しようとした連作「交響」のその絵画性にも驚かされます。1つ1つの着物が1つの絵になっているのはもちろんの事、数作品の横関係の絵、80作品(?)全体で創り出される絵と幾重にも絡まっています。

個人的には、一竹氏が初めて納得のいった作品と言うことの「幻」が一番好きでした。

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ナポレオンとヴェルサイユ展

2005年12月3日~2006年3月19日:神戸市立博物館   2006年4月8日~6月18日:江戸東京博物館

2月17日に行ってきました。皇帝戴冠(1804年)200年を記念しての特別展です。展示品は絵画を始め、ナポレオンが使用した家具、セーヴルの壺・調度品・食器・ジュエリーなど種類は色々です。絵画の有名所では、ジャック・ルイ・ダビッドの「マラの死」「サン=ベルナール山からアルプスを越えるボナパルト」、フランソワ・ジェラールの「戴冠式の正装の皇帝ナポレオン」、アントワーヌ・ジャン・グロ「アルコル橋のボナパルト将軍」etc.・・・

特別展の割には展示品が多すぎず、私には丁度見易い量でした。(時々、展示品が多すぎて、最後にはもうどうでもよくなってしまうのが有るので。)ナポレオンが倹約家である事を思わせる品々が多くみられ、あんなに遠征しなければもっと偉大な皇帝でいられた様な気がします。

真面目な展覧会ですが何かいつもよりお遊び気分で、連れ(姉(^^;)と「あの絵の顔、誰かに似てる」とか「やっぱり背が低いんだ」「背低いのをごまかして画かないんだ」とかコソコソ・・・。特に受けたのがフランソワ・ジェラールの「ローマ王の肖像」です。幼児と言うよりまだ赤ん坊のナポレオンの子がレジオン・ドヌール勲章着けて偉そうにこっち向いてます。で、その顔がジェラールの画くナポレオンそのままって言うか、老けてる。(^^;;; (嫌いじゃないのよ、反対に好き。) いやぁ、何よりもこの展覧会で印象深い1枚になりました。

他に私の印象に残っているのは、猟銃や剣、装飾品、それにレジオン・ドヌール勲章。どれも皆、細かい細工が素晴らしかった。

入る時に気がつかなかったから結局買いませんでしたが、展示品の説明が書かれた冊子が100円で売られていました。神戸では代金を入れる箱と一緒に置かれているだけですので、私たちのように気がつかずに中に入ってしまう事がありますので、ご注意ください。

この展覧会のサイトが有ります。http://www.napoleon-expo.com

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