オリバー・ツイスト
白黒の絵からいつの間にか薄暗い感じのイギリスの景色に変わっていき、物語が始まります。そして物語の終わりも白黒の絵。同じロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」は見ていませんが、テレビで映っていた一場面のピアニストが歩いている風景を思い出させる、オリバーがロンドンへ向かって歩く道・・・。
この映画の「オリバー・ツイスト」は結構残酷で悲しい物語です。私が知っている舞台で観ていたミュージカルの「オリバー」とはフェイギンや早業ドジャーやナンシーと言った名前などは同じでも、全く違った作品でした。昔の映画(「小さな恋のメロディ」コンビのマーク・レスターやジャック・ワイルドが出演していた物)もテレビで見た覚えは有るのですが、オリバーが幸せになる印象しか残っていません。
ナンシーがオリバーをかばおうとする一言に心打たれ、ナンシーの悲しみが伝わってきます。結果としてフェイギンを絞首刑台に送ってしまう事になってしまったオリバー・・・その心に悔いは無かったのでしょうか?
もともと強い所を持ってはいたオリバーですが、フェイギンとの面会を終え馬車で去っていくオリバーは、私など到底耐えられないであろう精神的重圧にも耐えています。
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